「オブセッションと渋谷についての制作」インスタレーション, 2023
手のひらにタトゥーシールで方眼を貼る。釘で交点に一点づつ一定の刺激を与えていく。 痛さの強弱を前後で比較しながら痛点の過敏さをマッピングした。
渋谷スクランブル交差点を中心とした実際の等高線図を A4サイズの紙に描き写す。そして手のひらの痛覚の過敏さに基づいて、痛みの強弱を等高線図の 高低差に接続し、拡張していった。最終的に約 2m 四方のドローイングが完成した。
杭を手で握った時の感覚を元に、木目に沿って等高線的なイメージを描いた。《感覚地図》をみながら杭を渋谷の地面に突き、その音を録音してスピーカーで会場にループ再生した。
OHPフィルムの両面に、同じ大きさに加工した別々の穴の写真が印刷されている。
蟻が手の穴から出入りする映像《食べられる感じ》と、スクランブル交差点の映像を上下に並べた映像作品。